闘争心を燃やす
〇闘争心を燃やす
文章抜粋
【仕事は真剣勝負の世界であり、その勝負には常に勝つという姿勢でのぞまなければ
なりません。しかし、勝利を勝ち取ろうとすればするほど、さまざまなかたちの困難や
圧力が襲いかかってきます。このような時私たちはえてして、ひるんでしまったり、
当時抱いていた信念を曲げてしまうような妥協をしがちです。
こうした困難や圧力をはねのけていく
エネルギーのもとはその人のもつ不屈の闘争心です。格闘技にも似た闘争心があらゆる
壁を突き崩し、勝利へと導くのです。
どんなにつらく苦しくても、「絶対に負けない、必ずやり遂げてみせる」という
激しい闘志を燃やさなければなりません。】
→感想
経営者は格闘家にも勝る激しい闘争心が必要である、闘魂なき経営者はただ絶えていくのみであると、稲盛塾長の言葉がありました。
いかなるノウハウがあっても、闘争心、気持ちが無いと経営は発展しません。
心と体力は経営の原点であると言っても過言ではありません、闘争心を燃やされているか
自問自答していきます。
〇日本経済社会の再生と国家のあり方
【元々日本人は和を貴ぶ民族であり、窮地に陥れば闘志をむき出しにし戦闘的な一面も発揮しますがなかなか自らはそうなれない。日本人はそんな心優しい民族ではなかろうかと思います。 戦国時代の武将山中鹿之助が我に7難8苦を与えたまえ と困難な目標を自ら高く掲げ、その実現に向かっていくような、激しい闘志、燃える闘魂が無ければならない。官僚的なリーダーではなく、闘志にあふれた経営者が日本の再生を果たす】
〇日本経済を背負って立つ中小企業
【日本の企業の99%は中小企業です。
また労働人口の大半は中小企業に勤めている人たちです。
そのことを考えれば本来、中小企業こそが、日本経済を背負って立つ存在であるべきです。60年前の敗戦から多くの中小企業が生まれ、経済による国の再興を夢見て
自由闊達に事業を展開致しました。戦後の日本経済を支えたのはエネルギッシュな中小企業であり、そこから世界に通用する大企業が育っていきました。
低迷している日本経済の中で今こそ中小企業が成長発展する、絶好の機会です。
足りないのは闘志です。】
あまりにも内容が素晴らしく、感銘を受け抜粋文章が多くなりました。
闘魂、日本経済を支えるのは中小企業の力が大きい、チャレンジ精神、闘志をもって
仕事に挑むこと、原点ともいうべきことを思い出させてくれました。
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CHANGE CEO 菅野 和彦
○社会・人々が必要とする企業、そして経営者・実業家になるために
2013年5月より
京セラ創業者稲盛和夫名誉会長が主宰する盛和塾で経営を勉強中。
2019年12月末盛和塾解散のため退塾。
後継である現在、横浜フィロソフイ勉強会塾生
○座右の銘
道は死生観にあり 人間50年下天のうちをくらぶれば夢・幻のごとくなり
○好きな言葉
謙虚にして奢らず、更に努力を
○尊敬する人
・稲盛和夫氏 京セラ創業者 元 盛和塾塾長
〇中村天風 哲学者
私が事業家にいいたいのは、ここだ。
宇宙の心理に背いた、自分本位の欲望でもって、
しようとしたことは、そう滅多に成功するものではない。
事業に成功するのは、自分が欲望から離れて、
何かを考えたときに、また、その考えたことを
実行するときに成功するのだ。
同じ事業家でも、欲の固まりでやる者と、
「この仕事で、世の中の人のために、本当に役立つものを提供しよう」
という気持ちでやるのでは、その結果が全然違うのである。