ビジネスマン格闘技団体 CHANGE

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​「あの安田が、酒を捨てた。」

【月刊CHANGE 緊急特別号】

​「あの安田が、酒を捨てた。」

​株式会社エイト・青木哲也社長激白。
​アルコールの沼から這い上がった男の、壮絶なる覚悟と再生の物語。

​2026年5月17日。CHANGE 6.0。
メインイベントのリングに立つ挑戦者・安田和芳。
その肉体は今、かつてないほど研ぎ澄まされている。
しかし、数ヶ月前まで、彼が別の「魔物」と戦っていたことを知る者は少ない。

それは、アルコールという名の逃げ場所だった。
安田のボスであり、人生の伴走者である株式会社エイト・青木社長が、その真実を語った。

​■ 青木社長の独白:「酒か、CHANGEか」
​正直に言おう。俺は驚いている。いや、感動していると言った方がいいかもしれない。

以前の安田は、酒が好きだった。いや、好きというレベルを超えていたかもしれない。現場での激務を終え、その疲れを癒やすのは決まって大量のアルコールだった。アルコール依存、重度のアルコール依存でした、、
酔えば陽気になり、時には弱さを吐き出す。

それは彼なりのストレス発散だったのかもしれないが、社長である俺から見ても「飲みすぎだ」と心配になる夜は一度や二度じゃなかった。

​「安田、ほどほどにしろよ」
そう声をかけても、彼は苦笑いしてグラスを空けるだけだった。
酒に飲まれ、自分を見失いかける。そんなギリギリの淵に、彼はいた。

​しかし――。

5月17日、鈴木洋平戦が決まったあの日。何かが弾けた。
​安田は俺の目の前で、きっぱりと言ったんだ。
「社長。俺、酒やめます」と。

最初は耳を疑った。「減量のために控える」程度だと思った。だが、彼は本気だった。
あの日以来、一滴も飲んでいない。
​飲み会の席でも、ウーロン茶を片手に、真っ直ぐな目で格闘技の話をする。

震える手でグラスを掴む代わりに、今はバンテージを巻き、サンドバッグを叩いている。

かつて酒に溺れていた時間は、すべてトレーニングと走り込みに変わった。
​俺は聞いたんだ。「辛くないのか?」と。
安田は笑って答えた。

「辛いです。でも、あのリングで無様に負ける方が、もっと辛い。社長や仲間たち、100人の応援団を裏切る方が、死ぬほど辛いんです」
​その言葉を聞いた時、俺は確信したよ。
こいつは勝つ、と。

安田は今、鈴木洋平という最強の敵と戦う前に、まず「弱い自分」という最大の敵に打ち勝ったんだ。
酒を断ち、退路を断った男の拳は重いぞ。

​■ CEO 菅野和彦の視点:これが格闘技のパワーだ!
​私は、この話を聞いて鳥肌が立った。
これこそが、私がCHANGEを創った理由であり、ビジネスマン格闘技の真髄だ。

​人は、大人になると変われないと言う。
酒、タバコ、惰性の日々。染みついた習慣を変えることは容易ではない。

しかし、安田選手はどうだ。
「リングに上がる」「仲間のために勝つ」という強烈な目的が、一人の人間のライフスタイルを、いや、人生そのものを根底から覆したのだ。
​アルコールを断つことの苦しみは、並大抵ではないはずだ。

だが彼は、グラスを置いたその手で、勝利という栄光を掴もうとしている。
「これが格闘技のパワーだ!」
私は声を大にして言いたい。

​格闘技は、ただの殴り合いではない。
弱い自分を殺し、新しい自分を産み落とす儀式なのだ。
安田和芳は、すでに一つの勝利を手にしている。
5月17日、シラフの野獣と化した彼が、絶対王者・鈴木洋平にどう噛み付くのか。

このドラマの結末を、会場で見届けないという選択肢はない。
​酒を捨て、魂を磨いた男の一撃。
それはきっと、会場にいる1000人の観客の心をも、酔わせるに違いない。5.17.震えて待て

​(文・構成:月刊CHANGE編集部)

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