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中小企業と吹き出物は大きくなると潰れる

毎週の経営学についてのブログです。

経営については、京セラ稲盛名誉会長の旧盛和塾で学ばせて頂きました。

今週のレポート冊子では

「中小企業と吹き出物」は大きくなると潰れるとありましたが

スポーツビジネスも同様であり

会計学に関して学びを深め、実行しないと明日は我が身になります。

日々の学びを深め続ける、実行し続けることはすぐに結果が出なくても

必ず役に立つと信じています。

菅野 和彦

 

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〇独立採算の導入とアメーバの組織
京セラフィロソフイでは「人間として正しいこと」「思いやりを持つことが繰り返し述べられている」
アメーバー経営では徹底した独立採算で行われ必死になって採算を追求します。
自分さえ良ければという利己的な意識が芽生えると、たちまち利害関係が生まれ、会社はバラバラになってしまいます。
素晴らしい人間性、哲学があることで採算を必死になって追求できる。

感想、厳しい企業間競争で戦うためにも採算、売り上げを追求することは必ず必要になりますが、そこに人間として正しい、原理原則を追求するという哲学が無ければただの
本能によるものになり、企業不祥事が発生するケースが多くあります。

人間として正しいか、思いやりの心を持つ、哲学を徹底して行動していきます。

〇アメーバ経営が持続的な企業成長をもたらす

日本ではよく中小企業と吹き出物は大きくなると潰れる。と言われる。
大きく組織化すると経営実態や無駄が大きくなり、企業を衰退させてしまうことが後を絶たない。

経営者の強い思いとあふれるような情熱、そして誰にも負けない努力と絶えざる創意工夫があれば企業は成長発展を遂げていきます。
無駄のない管理会計システムがつくられたのが、組織ごとに迅速に会計情報を把握するためアメーバー経営という管理会計システムが稲盛塾長により構築された。
管理会計は納税のための財務会計とは異なる経営者が経営実態を把握し、経営者が経営を行うために作られた会計システムである。

日本航空JAL再建の時も非常に役に立ち、経営改善の大きな力となっている。

売上最大、経費最小
起業当時、稲盛塾長が「売上最大経費最小」ということが経営の原則に気づかれ、ただひたすらに売り上げを上げる努力、徹底的に経費を減らす努力を行ってきた。
京セラの企業理念は、世のため人のために貢献を果たすということを会社の大義名分にしてきた。

〇キャッシュベースの経営
日本の経営者には銀行から借金をして、それを元手に事業を拡大していくと考えている人が多い。しかし、銀行は残酷でいざとなれば頼ることができない。だからこそ自分の力で経営する財務戦略、売上最大、経費最小化が必要。

経営者はすぐに使えるお金、自己資本を十分にもてるようにしなければならない。
銀行の借り入れは、政府の方針によっても大きく変わる、そのため手元のキャッシュを増やし無借金経営につとめることが大事。

筋肉質な経営、額に汗をして得た利益が本物である。
その他にも、完璧主義の原則、ダブルチエックの法則、採算向上の原則、ガラス張り経営の原則など、稲盛塾長の会計哲学の基本中の基本を改めて確認させて頂きました。
やはり、繰り返し繰り返し学び続けなければ人間は忘れてしまうので、機関紙は
経営をしている限り読み続け、アウトプットしレポートを記載し日々の経営で実行することが不可欠であると実感しました

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